過去を振り返り

こんな言葉名言も良いんだな。

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」

福沢諭吉が、学問のすすめで使った言葉です。

多くの人は、福沢諭吉が考えた言葉だと思っているでしょう。
でも、ある文言から引用していました。
それは、アメリカ合衆国の独立宣言でした。

では、福沢諭吉がこの言葉で言いたかったことは何でしょうか。


<人はみな平等である。>


そのままです。

しかし、福沢諭吉は、更に考えを深めました。

現在、
・豊かな人、貧しい人
・身分の高い人、身分の低い人
・賢い人、愚かな人
と、いろいろな面で違う人たちがいます。

でも、人はみな平等なはず。
なのに、なぜこれだけの違いが現れてきたのだろうか。
おぎゃあ、と生まれたときに、すでにその家庭環境などによって差があるではないか。
すでに、不平等じゃないか。


そして、福沢諭吉は考えました。

確かに、現在において不平等と見える状態にある。
しかし、ものごとには原因と結果がある。
仏教でいうところの、縁起の理法、というものだ。

もちろん、生まれながらの環境もあるだろうか、
ご先祖様が昔から豊かだったわけではない、昔から身分が高かったわけではない。
ことわざにも、

<アメリカ>
三世代にわたってシャツの袖から袖へ
 (三代目で、財産が元のシャツ一枚しか残らない)

<中国>
三代目は先祖の水田に戻って野良仕事

とあるように、豊かさや地位などは、その家計でずっと続くことは、殆どない。
ということは、豊かさや地位ある人が没落すると共に、豊かさや地位ある人になる人もいる。

と、いうことは生まれながらの不平等は、大した不平等ではない。

では、なぜ豊かな人は豊かになったのか、なぜ身分の高い人は身分が高くなったのか、なぜ賢い人は賢くなったのか。


それは、学問だ。


それも、ただの学問ではない。実学だ。

世の中の役に立たない学問ではない。
日常生活にとって、役に立たない学問は後回しにすることだ。

では実学とは何か。
それは、生活に役立つ学びのことだ。
それは、人生に役立つ学びのことだ。

①日々の生活に近いもの

文字の読み書き、手紙の書き方、帳簿の付け方、道具の使い方など

②道理を求める

さまざまな学問から、事実を押さえ、事実に即して道理を求める。

・地理学:世界各国の風土の道案内
・物理学:すべての物の性質、働きを知る
・歴史学:各国の昔から今までの出来事を調べる
・経済学:一家の家計から、国家の財政までを説いた
・道徳学:正しい行い、人との付き合い方、この世を生きるための本来の道理

特に、これらの学問を例に挙げている。

現代の学校で教えている学問は、道理を教えてくれているだろうか。
学問を通して、変わらぬ真理を教えてくれているだろうか。
いい大学を出ても、大して出世しない、大して豊かになれない人たちは、
あまり世の中の役に立たないことを学んではいないだろうか。

道理を学ぼうとして、
「私は、頭がよくないから(学校で成績がよくなかったから)できない」
「もう年だから、できない」
という人がいるだろうが、

松下幸之助さんは、小学校4年で中退した。
伊能忠敬は、50歳から勉強を始めた。
坂本龍馬は、武士の中でも蔑まれる下級武士に生まれ、年齢として遅咲きだった。

このような例は、いくらでもある。

何かの本で、このような本を読めば、人生を豊かにするとあった。
①偉人伝
②歴史
③感性を高める本

まずは、自分の気に入っている偉人伝から読んでみてはいかがだろうか。

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